毎年書いてますが…。 [ボケもんパパ]
毎年書いていますが…。
今日は、長崎の原爆祈念日です。
67回目を迎えます。
67回目と言う事は、原爆による被爆者は67歳以上しかいないと言うことで、
日に日に忘れ去られていく事実であることを私らは自覚しなければならないと思います。
少なからずとも、長崎で生まれ育ったボケもんパパ世代は、
このときどんな残虐な出来事が起こったかと言うこの事実を忘れ去ったとき、
戦争が再勃発するだろうと考えています。
このことは、大げさなことではないと思います。
ただ、被爆地長崎、広島でも、だんだんとその意識が薄れていっている事は確かです。
原爆資料館なども昔は、こんなに恐ろしいものなのかと印象付けられるものだらけだったのが、
ほとんど姿を消し、「へー。こんなんになるんや」程度のものしかなく、
恐ろしさはあまり感じなくなった印象もあります。
また、今の日本の行く末は、軍備は拡大され、政府は国民を縛ることが出来る法律を次から次に制定し、
国民全体の考え方も、敗戦国とは思えないほどに「目には目を」の風潮が高まりつつあります。
あとは、憲法第9条を変えてしまえば、
おそらく日本は世界でも1,2を争う戦争主義国家になってしまうのでは???
と思えるのは、ボケもんパパだけではないと思います。
戦争を起こさないためにも、67年前にあった事実をもう一度振り返り、
戦争がどういうものなのか、戦争が起これば、誰が前線で戦うのか、
攻撃されたときには、誰が一番被害を受けるのか。
軽々しく、やられたらやり返せと言って、やり返せるのか。
被害は全く受けないのか。
今、戦争が出来る国に変えようとしている人たちは、
戦争に参加しない真っ先に安全な場所に入れる人たちだと国民は自覚しないといけない。
戦争に正義はない。戦争自体が悪だと言うことをしっかり理解しなければ、損をするのは国民なんだから…。
国民のすべてが毎年毎年、この機に過去を振り返り、
戦争の恐ろしさを伝え、聞いて行くことが戦争を起こさない社会を持続できるのだと思います。
みなさん、もう一度、考えて見てください…。お願いします…。
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